エアコンクリーニングは業者に頼むor自分でやる?決定的な違いはココだった!

 

エアコンの掃除は自分でやりますか?それともプロ業者に頼みますか?

 

「エアコンクリーニング」と一言で言っても、エアコンには色々なパーツがあり、そのそれぞれで自分でも全く問題なく掃除できる箇所と、技術的に難しく専門のエアコンクリーニング業者に頼んだ方が良い箇所があります。

 

ここでは、エアコンのパーツごとの掃除の満足度や達成度をわかりやすい表で表してみました。

 

エアコンクリーニングをする部位やパーツ
- 自分で プロ業者
フィルターの掃除
ルーバーの掃除
ドレンホースの掃除
道具が必要

(やらない業者も)
送風ファン(シロッコファン)の洗浄
道具、すすぎが必要

基本的に対応
熱交換器(アルミフィン)の洗浄
道具、すすぎが必要

基本的に対応

 

フィルターの掃除などは誰でもでき、簡単ですね。ただ、表の下にいけばいくほどその難易度が上がります。

 

ここで、それぞれのパーツの名前がわからないという方はこちらを参考にしてください。

 

 

フィルターの掃除

 

フィルターは外して掃除機でホコリを吸う、水洗いして干すだけなので誰でもできます
業者が掃除をしもそう大差はなく、どちらもキレイにできる部分ですね。

 

ルーバーの掃除

 

ルーバーとは吹き出し口部分。上下に風の向きを調節、左右に調節するのもルーバーです。
ここは、素人でも取り外しをしなくてもそれなりにきれいにすることはできます

 

なのでルーバーも、自分でも業者でもそんなに大差はありません。

 

ドレンホースの掃除

 

ドレンホースというのは、エアコンから出た埃や汚れた排水(ドレン)を室外へと出すホースです。
こちらは中に入っているゴミを吸い出すという作業があるのですが、こんな道具が必要です。

 

エアコンクリーニングは業者に頼むor自分でやる?決定的違いはココ!
ドレンホース用サクションポンプ

 

自分で買わなければいけないのですが、正しい道具を買えばまあまあ満足のいく掃除ができるでしょう。
業者では、お掃除をやる業者とやらない業者があります。

 

送風ファンの洗浄

 

送風ファン(シロッコファン)というのは吹き出し口の間から見えている筒状の風が吹き出す場所です。
業者の掃除と自分の掃除で明らかに違いが出るのはこの辺りからです。

 

まず、シロッコファンを素人が掃除するのはなかなか難しいです。
理由は、手前にあるルーバーやアルミフィンが邪魔で、一部しか見えていないからです。(アルミフィンはプロでも外すのが大変です)

 

ルーバーからのぞくとこんな状態です。

 

ファンを回しながら、見える範囲を少しずつ掃除していく必要があります。

 

 

また、ファンのお掃除をプロである業者がする場合は、アルカリ性の洗浄スプレーや洗浄液などで汚れを浮かせた後、中和剤や高圧洗浄機を使ってすすぎをしていきます

 

これを自力でやろうとするとどうなるかと言うと、

 

 

こういったファン専用の洗浄液を買ってきて、
洗浄する(左のが洗浄剤)⇒中和剤(右のが中和剤兼洗浄液)をする  となります。

 

その後水できれいに洗浄、しっかりと乾燥ができれば問題はありませんが、養生や乾燥なども知識や技術を必要とします。素人がやって場合によってはエアコンを壊したり、発火して火災になっている例もあります。

 

 

アルミフィンの洗浄

 

アルミフィンというのは、熱交換器ともいい、室内の空気を取り込んで、夏なら涼しい空気に変える、冬ならあったかい空気に変える場所。

 

アルミフィンに関しては、自分でお掃除をするにはさらに状況が悪いです。
というのも市販のアルミフィンの洗浄液は洗い流すことを前提としていないからです。

 

アルミフィンのお掃除をプロ業者がする場合も、アルカリ性の洗浄スプレーや洗浄液などで汚れを浮かせた後、中和剤や高圧洗浄機を使ってすすぎをしていきます。

 

これを自力でやろうとすると、

 

 

こういったフィン専用の洗浄スプレーを買ってきて、
洗浄する⇒乾かす  となります。

 

要は、洗浄剤と汚れを洗い流してないんですね。

 

本当はここでも、水でしっかりと汚れやアルカリ成分を流さないといけないのですが、市販の洗浄スプレーにはそこまで説明がなく、「自分でも簡単エアコンお掃除」などと謳っています。

 

この辺りに関してはエアコンのプロたちも苦言を呈していて、例えるならシャンプーをしても水ですすがず、そのまま頭を乾かしているのと同じ状況。洗剤や汚れが残ったそのままで乾かすというアラワザがまかり通っているのです。

 

こちらも自力でやった結果、残った洗浄剤が原因でエアコンを壊したり、発火して火災になっている例もあります。

 

参考:

 

自分でお掃除をするんであれば、しっかりと養生をして、水で洗い流すことを強くお勧めします。

 

 

エアコンクリーニングを業者に頼む価値

 

まとめると、自力で掃除ができる場所であれば、自分でやっても業者に頼んでもそんなに差は出ませんが、エアコンが一番汚れる部分であるファン、アルミフィンは掃除が大変で、自分でやるのと業者がやるのとではかなり差が出てしまう場所になります。

 

つまり、エアコンクリーニングを業者に頼む価値はファン、アルミフィンの掃除なのです。
時間にすると業者がやって1.5時間〜2時間程度必要になります。

 

エアコン1台で1万円前後からが相場なので、労力にしたらそんなに高いものでもありません。
家計やエアコン汚れの状況に合わせて業者に頼んでみてもいいのではないでしょうか。

 

こちらにおすすめの大手お掃除業者の値段をまとめてあるのでチェックしてみてください。

 

 

 

お役に立てましたら、シェアしていただけると幸いです。

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