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おりん狐

昔、秩父の大野原の横瀬川のあたりには沢山の狐が住んでいて、そこに尻尾の長さが3尺もある「おりん狐」と呼ばれる狐の大親分がおりました。
ある春の、美しい満月が輝く日。おりん狐は崖の上で月見をしていましたが、気分が良くなってきたので街道の方へでてみました。街道沿いの宿屋では、ご領主様が来るというので役人が沢山詰めており、夜も更けているのにまだ明かりがついていました。
そこへ酔っ払っていた村人の太作がやってきて、振り回していた酒瓶を厩(うまや)にいた役人達の馬にぶつけてしまい、それに激昂した役人は太作を無礼打ちにしようとしました。太作は必死に謝りましたが、酔っ払っている役人は聞く耳を持ちません。
この様子をみていたおりん狐は、すっと立ち上がると長い尻尾をなびかせて草むらに消えてしまいました。
結局、他にも2人の役人が出てきて太作は番所に引っ立てられることになってしまいました。そこへ、近所の名主のおじいさんが現れ、役人をとりなして太作を解放させたのでした。
3人の役人達は、満足げにおじいさんが持ってきたお土産でどんちゃん騒ぎをし、若い娘たちを追いかけて宿屋から外にでました。ちょうどその時、通りの向こうから駕籠がやってきました。役人たちは駕籠を呼び止め、娘たちがいるだろうから検分させろ!と駕籠を開け放ちました。
ところが、中にいたのはご領主様でした。いつのまに現れたのか沢山の侍たちに周囲を囲まれ、役人たちは引っ立てられていきました。
そうして次の朝。太作がひと仕事を終えて少し休憩をしていると、松林の方から昨夜の役人達が悲鳴を上げながら逃げてきました。村人達は、きっとおりん狐にこっぴどくやられたのだろう、と噂しあったそうです。
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