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たぬきのしっぽ

昔々、那須の山すそにある金剛寿院というお寺に、和尚さんと瑞天(ずいてん)という小僧さんが住んでいた。
小僧さんの仕事は忙しく、掃除、洗濯、食事の支度などをこなし、夜は夜でお経の手習いがある。
そのため、自分の寝室に戻る時には、もうクタクタ。それで眠れればいいのだが、瑞天の部屋にはいたずら者のタヌキがやって来るのだ。
「ず~い~てん!!起きろ~!!」タヌキは毎晩やって来て、瑞天が眠るのを邪魔する。こんな訳で瑞天は、夜もろくに眠れず、朝のお勤めでも居眠りをして和尚さんに叱られる始末。
そこで瑞天は、どうしたらタヌキを懲らしめることが出来るか、和尚さんに尋ねた。ところが和尚さんは、「タヌキという奴は魚が好きなんじゃ。」
と言い、それ以上は教えてくれなかった。仕方なく瑞天は、冬の寒い中、池のコイを見ながら思案をめぐらした。
さて、夜になりタヌキが瑞天の部屋の前にやってくると、部屋から何やら話し声が聞こえる。
「これ瑞天、庭の池には大きなコイがいるじゃろう?坊主が魚を食うのは、ちと憚れるのじゃが、こう寒くてはかなわん。魚の味噌煮など食いたいものよのう。まさか誰にも聞かれとらんじゃろうな?」
「聞かれていたら大変ですよ。ことにタヌキはコイが大好きな上に、しっぽで釣るのが得意ですからね・・・」
これは、瑞天が声色を使って、和尚さんと話しているように見せかけたのだ。しかしそうとは知らないタヌキは、さっそく池の中にしっぽを垂らして釣りを始めた。
しばらくして、もう大きなコイがかかった頃だろうと、タヌキはしっぽを池から上げようとしたが、どうした事かしっぽが池から抜けない。寒い冬の夜なので、池の水は凍りついていたのだ。こうして、タヌキはとうとうつかまってしまった。
タヌキは、もういたずらはしないと泣いて謝り、瑞天もこれを許した。ところが、タヌキのしっぽがどうしても池から抜けない。これには瑞天も困ってしまった。これを見ていた和尚さん、「お日様が上がるのを待つんじゃよ。」と一言。
それからというもの、瑞天とタヌキは仲良しになり、タヌキはいつも瑞天の後ろについて一緒にお経をあげていたそうな。
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